<韓国:ドローン事情>規制緩和:夜間飛行が可能に
7月6日に国会を通過した「航空安全法」改正案により、今まで禁止されていた夜間飛行が可能になります。
今までのドローン関連規制は、「許可された場所で、軽量な機体を、日中のみの飛行」というのが、基本的枠組みでした。
しかし、1年余りの間にドローン関連分野の規制緩和は、かなり前向きに行われてきたのが事実です。昨年は「飛行承認安全管理対象」の例外基準を、自重12キロから最大離陸重量25キロに変更し、承認なしに飛行できるドローンの範囲が広がり、専用の周波数帯域も新規で配分されました。
これまで特別に許可された場合を除いて、日没以降、日の出前まではドローンの飛行は禁止されていましたが、今回国会を通過した「航空安全法」改正案により、安全基準を満たしていれば、夜間や非可視エリアでもドローンの飛行が可能にになります。
今回の改正案は、4次産業革命に応える規制緩和の模範として評価されており、ここまで規制緩和が進んだことで、ドローン商用化への推進力となることが期待されています。
(出所:韓国・ヘラルド経済、2017年7月7日付け内容)
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