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水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:産業動向>韓国ロボット産業躍進、上半期で昨年1年を越す実績も

韓国のロボット産業が活況を呈しています。


韓国金融監督院電子公示システム によると、「現代ロボディクス」、「未来カンパニー」、「ロボスター」、「コーヨンテクノロジー」など、製造用ロボットを中心に扱う企業の上半期実績が大きく上昇しました。

現代ロボディクスが明らかにした今年の上半期実績(暫定値)は、売上高が前同期間比57%増の8兆6000億ウォン(約8240億円)、営業利益は6200億ウォン(約590億円)で、前年同期間比19.3%増でした。

将来カンパニーの上半期実績は、売上高1026億ウォン(約980億円)、営業利益226億ウォン(約21億7000万円)を記録し、史上初めて売上高1000億ウォン(約960億円)を突破しました。昨年1年間の売上高が804億ウォン(約77億円)だったことを考えると、半年で昨年の売上高を超えたことになります。営業利益も昨年の57億ウォン(約5億5000万円)と比較すると、上半期の営業利益が昨年1年の4倍に達しています。

ロボスターの上半期の売上高は1132億ウォン(約108億円)、営業利益75億ウォン(約7億2000万円)を記録しました。昨年1年間の実績は、売上高1517億ウォン(約145億円)、営業利益は67億ウォン(約6億円)となっており、上半期の実績が昨年一年間の実績と同等または上回っています。

コーヨンテクノロジーの上半期の売上高は968億ウォン(約93億円)、営業利益は199億ウォン(約19億円)を記録しました。昨年1年間の売上高は1717億ウォン(約164億円)、営業利益は331億ウォン(約32億円)でした。

韓国ロボット産業協会のキム・ジェファン本部長は「半導体・ディスプレイがスーパーサイクルを迎え、関連ロボット企業の業績が大幅に向上した」とし、「業界では、好景気が来年以降も続くものと期待する雰囲気」と説明しています。
(出所:韓国・電子新聞、2017年8月17日付け内容)
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