<韓国:建設業界事情>5年の間に50兆投入される「都市再生ニューディール事業」
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の公約だった「都市再生ニューディール」が下半期に具体化される見通しです。
最近、国土交通部は、「都市再生事業企画団」を発足し、5年の間に50兆ウォン(約5兆円)(年間10兆ウォン(約1兆円))が投入される「都市再生ニューディール事業」を開始しました。
早ければ下半期に最初の事業対象を選定し、任期内に500カ所を指定する予定で、以前から基盤施設が劣悪だった再開発・ニュータウンなど、首都圏の老後住居に需要者の関心が高まる模様です。
「都市再生ニューディール」は、毎年100カ所ずつ5年間、老朽住居500カ所の住居環境を改善する事業で、「街路住宅整備事業」の形態として進められる予定です。
街路住宅整備事業は、老朽化建築物が密集した従来の道路を維持しながら、周囲の住居環境を改善する事業です。 2017年上半期基準で、ソウルの17カ所で同事業が進行中です。
ただし文在寅政権の「都市再生ニューディール」は、その大規模な予算を考慮すると、事業規模や面積が従来の街路住宅整備事業の水準ではなく、さらに大きなものになると予想されています。
(出所:韓国・産業日報、2017年7月14日付け内容)
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