<韓国:薬品業界事情>国内医薬部外品の製造が1兆9000億ウォンに
食品医薬品安全処は、16年の国内医薬部外品の生産実績が1兆9465億ウォン(約1940億円)となり、15年(1兆8562億ウォン(約1850億円))に比べ4.9%増加し、最近5年間の年平均成長率も10.2%を示した事を発表しました。
16年の医薬部外品の貿易収支は1713億ウォン(約170億円)の黒字で、15年(1255億ウォン(125億円))に比べ36.5%の成長。市場規模も1兆7752億ウォン(約1770億円)と、15年(1兆7307億ウォン(約1720億円))に比べ小幅(2.6%)増加しました。
生産実績の増加は、ジカウイルスなど新型感染症が持続的に国内に流入し、大気中の粒子状物質濃度の高い日の増加に伴い、消費者の保健・衛生分野への関心が高まり、殺虫・殺菌剤、歯磨き剤などの使用が増えたことによるものと推察されています。
(出所:韓国・産業日報、2017年7月13日付け内容)
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