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水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:医療>少量の尿で前立腺がんの診断が可能に

韓国の研究チームが、少量の尿だけで前立腺がんの診断が可能となる技術を開発しました。


韓国科学技術研究院(KIST)医工学研究所生体材料研究団イ・ガンヒ博士の研究チームが、ソウル峨山(アサン)病院泌尿器科チームと、米国ジョンズ・ホプキンス大学チームとの共同研究によって、前立腺がん患者の尿中に極微量に存在する複数種の融合遺伝子を磁性粒子と金ナノ粒子を用いて検出することに成功しました。

研究チームは、血液検査など侵襲(しんしゅう)検査法(生体を傷つける検査)を主に使用している既存の診断法の限界を克服するとともに、より正確な前立腺がんの診断が可能になると見込んでいます。

従来の方法は、血液検査で前立腺特異抗原(PSA、Prostate Specific Antigen)の濃度を確認して、一定濃度以上の場合、精密組織検査でがんの発生を確認していました。

しかし、血液中のPSA濃度がホルモンの変化に応じて影響を受けたり、がんに関連した直接的な情報を提供していないという問題や、血液検査の場合、病院を訪問しなければならない煩わしさなどから、検診率が低くなるという問題がありました。

研究チームは、このような問題を解決するために、前立腺がん患者にだけ特異的に発現する事で知られている融合遺伝子「 TMPRSS 2- ERG」を目標にした「バーコード DNA」を用いた検査方法を開発しました。

バーコード DNAは、遺伝子の長さの差を利用して、複数の標的を同時に検出することができるように合成したDNAで、がんの進行段階に応じて、発現の種類が変わる融合遺伝子に関する情報を知らせる役割をもっています。

さらに、研究チームは、融合遺伝子を選択的に分離する磁性粒子と、バーコード DNAの信号を増幅する金ナノ粒子を加え、尿中に存在する融合遺伝子を高感度で、同時に3種以上検査することを可能にしました。
(出所:韓国・デジタルタイムズ、2017年6月8日付け内容)
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