<韓国:ドローン>LTE通信を用いた海外からのドローン操縦が実現
光州(クァンジュ)科学技術院内創業振興センターに入居した産業用ドローンソフトウェア開発会社「HOGREEN AIR」が8日、ドイツと韓国の間で、LTEネットワークを用いたドローンの操縦デモンストレーションを行いました。
HOGREEN AIRが開発したLTEモジュールを搭載した重量3.5キロのドローンを、ドイツのボンにいる従業員が、スマートフォンにより制御することができるのかにデモンストレーションの関心が集まりました。
同社は、「ドイツは通信事情が良くなく、テレビ電話は頻繁に切れるが、ドローンの操縦には何の支障もなく、飛行中にドローンが撮影した映像が、リアルタイムでドイツの従業員のスマートフォンに送信され、監視と飛行を制御した」とし、「韓国国内でLTEネットワークを用いてドローンを操縦した事例はあるが、ドイツと韓国のように遠く離れた海外から操縦して成功した事例は世界初」と述べています。
同社のホンソンホ代表は、「今回の試験でLTEドローンの安定性が立証された」とし、「商用化のために15日から3億ウォン(約2900万円)を目標にクラウドファンディングを開始する計画」と明らかにしました。
(出所:韓国・聯合ニュース、2017年9月8日付け内容)
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