プロフィール

水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:エネルギー>細菌を用いた原発排水の浄化技術

韓国で、細菌を用いた原発排水の浄化が商用化に入ります。


韓国原子力研究院は「自然の微生物を利用した高放射性セシウム除去技術」を中小企業「ボムア」に技術移転する契約を締結した事を明らかにしました。

今回技術移転された技術は、放射能汚染水と原発解体時に排出される廃棄物から放射性セシウムを分離・処理することができる技術で、自然の微生物を使って、汚染水の中からセシウムを鉱物の形にして沈殿させます。

この技術を開発した原子力研究院のイ・スンヨプ博士の研究チームは、2017年7月に国内特許登録を完了し、日米にも特許を出願しています。

一般的に、セシウムは化学的に沈殿させる事ができないため、これを除去する際には、従来は主に吸着剤を用いる方法を用いていました。

しかし、この方式は、セシウム除去率が低く、セシウムが吸着した廃吸着剤が放射性廃棄物としてそのまま残る問題がありました。また、吸着剤は、高価なチタンや有毒物質を原料とし、複雑な化学プロセスを経て製造されるため、生産コストがかかる問題もありました。

研究チームは、土の中から採取した細菌で、放射線に強い優れた種を選別・培養した後、硫酸イオンと共に放射能汚染水に入れ、生物学的硫化反応を経て、セシウムイオンを結晶体の「Pautovite(CsFe2S3)」の形にして沈殿させました。

この技術は、水中の放射性セシウムを99%以上除去する事ができ、海水中の放射性セシウムも96%以上除去することができます。
(出所:韓国・朝鮮ビズ、2017年9月10日付け内容)
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