<韓国:一般>歩きながらコーヒーをこぼさない方法でイグノーベル賞
米国の大学に留学中の韓国人学生が、歩きながらコーヒーをこぼさない方法を発見し、イグノーベル賞を受賞しました。
米国バージニア大学物理学科に在学中のハン・ジウォン氏は、14日、カップを持って歩くときコーヒーがこぼれ出る原因を究明した研究で、流体力学賞を受賞しました。
ハン氏は、高校に通っていた頃「コーヒーを持って後向きに歩いたときに起こる現象」というタイトルの15ページの論文を書いていました。
ハン氏は、実験でコーヒーが半分ほど入ったワイングラスに4ヘルツの振動が発生すると穏やかな波が生じるが、マグカップの場合、液体が外に跳ね、結局漏れ出てしまう事を確認し、カップを握る方法を変えるだけでコーヒーをこぼさないことを発見しました。カップ上部を手で握って歩くと共鳴振動数が低くなり、カップの中のコーヒーの跳ねが小さくなります。
ハン氏は「今回の研究により、重要な教訓を学んだ」とし、「研究では、あなたが何歳なのか、どれだけ賢いかという事より、どれだけたくさんのコーヒーを飲めるかということが重要な問題」と所感を明らかにしています。
(出所:韓国経済新聞、2017年9月17日付け内容)
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