<韓国:IT>スマート補聴器の開発
韓国の研究チームが、各種機能を詰め込んだスマート補聴器の開発に乗り出しました。
韓国電気研究院(KERI)は補聴器に、「無線充電」、「スマート機器連動」、「人工知能による環境認識」など、情報通信技術(ICT)を組み合わせた「スマート補聴器技術」を開発し、これを国内企業に移転し事業化する事を明らかにしました。この技術で作られた韓国製スマート補聴器は、2020年ごろ市場に出てくる予定です。
研究チームは、消費電力を低減し、高性能な音声信号処理が可能なチップと共に、周囲の環境雑音を除去するためのアルゴリズムと共に、指向性マイク・スマート機器との連動・非接触無線充電機能・超小型パッケージ・マシンラーニングベースの生活環境認識技術などを開発し、スマート補聴器に適用しました。
KERIは精密音響部品とワイヤレスヘッドセットの開発・製造を行う(株)EMTeckにこの技術を移転し、EMTeck は、2020年までに、この技術をベースに国産スマート補聴器をリリースする計画です。
(出所:韓国・聯合ニュース、2017年9月25日付け内容)
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