<韓国:薬品>イソギンチャクから抗菌・麻酔効果のある物質を抽出
韓国の研究チームが、イソギンチャクから抗菌・麻酔作用のある物質を抽出する事に成功しました。
釜慶(プギョン)大学のパク・ナムギュ教授の研究チームが、イソギンチャクから抗菌・麻酔作用のある生理活性物質「Crassicorin」の抽出に成功しました。
研究チームは、生きたイソギンチャクから消化機関・咽頭組織を分離。凍結して酢酸溶液を適正比率で混合し、一定時間加熱してたんぱく質分解酵素の活性を防ぎ、抽出した物質が抗菌性および麻酔作用がある事を確認しました。
パク教授は「この新物質は、生体内のタンパク質であるため、化学抗生物質のような毒性を持たず、体内で分解がよく成され効果を発揮する利点がある」とし、「麻酔と鎮痛作用を持つ物質の代替品として利用できる」と述べています。
今回の研究成果は「The FEBS Journal」に掲載されました。
(出所:韓国・ファイナンシャルニュース、2017年9月18日付け内容)
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