<韓国:環境>河川の緑藻除去技術の開発
韓国の研究チームが、河川の緑藻を除去する技術を開発しました。
韓国機械研究院環境機械室のジョン・サンヒョン責任研究員の研究チームが、電気分解を利用した緑藻除去システムを開発しました。
水中で電気分解するときにできる物質が凝集剤の役割をして浮揚するマイクロメートル(100万分の1メートル)オーダーの大きさの緑藻を凝集させます。
また、電気分解の過程で発生する水素ガスが凝集した緑藻の塊を水上に浮かび上がらせ、この浮かび上がった緑藻を除去する方法をとっています。
研究チームは、この「電気凝集-浮上除去システム」を大田(デジョン)市の大清湖の緑藻除去に適用し、凝集剤がなくても緑藻の99%を除去することに成功しました。
研究チームは「通電できる金属さえあればよく、別途凝集剤などを使用していた従来の方法よりも環境に優しく経済的」と述べています。
ジョン・責任研究員は、「微細藻類からバイオディーゼルを抽出するために微細藻類の収穫工程技術を研究していた中、アイデアを得た」とし、「来年には持ち運びに便利な緑藻除去装置を製作し、小型湖から現場実験を行う計画」と述べています。
(出所:韓国・聯合ニュース、2017年10月19日付け内容)
(参考:wikipedia、welbo辞書)
www.takao.asia