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水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:産業動向>時速1200km「ハイパーループ」技術集約モデル公開

韓国の研究チームが、テスラ・モーターズのイーロン・マスク会長が2013年に初めて構想を明らかにした「ハイパーループ」のモデルを制作し、10月26日蔚山(ウルサン)で開かれた「第7回公共交通機関国際政策フォーラム」で初披露しました。


蔚山(ウルサン)科学技術大学(UNIST)機械航空および原子力工学部のイ・ジェソン教授の研究チームが、ハイパーループの基盤技術となる真空管、磁気浮上、リニアモーター駆動などを実装した小規模モデルを公開しました。

ハイパーループはカプセル形状の列車が、真空状態のチューブの中で、磁気浮上方式を用い理論的に音速(時速1224km)に近い速度を出すことができる乗り物です。

研究チームが開発したモデルは、チューブ内の真空を実際の運転条件となる1000分の1気圧の状態に維持することができ、永久磁石を利用して列車を浮上させ、直線誘導電動機(リニア誘導モータ)を使用します。

2016年7月から源泉技術確保のために機械航空および原子力工学部、電気電子、コンピュータ工学、デザイン、人間工学部に所属する11人の教授陣が開発に加わり、韓国鉄道技術研究院、韓国機械研究院などと協力し、現在研究が進められています。

イ教授は「ハイパーループは公共交通機関に革新をもたらす未来の融合技術」とし、「UNISTの名前を冠した『ユー・ループ(U-Loop)』の開発によって、公共交通機関のパラダイムシフトのきっかけを作る」と述べています。
(出所:韓国・ChosunBiz、2017年10260日付け内容)
(参考:wikipedia)
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