プロフィール

水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:医療>「肝細胞類似体」評価システムの開発

韓国の研究チームが人間の肝細胞の分化レベルを評価するための定量的評価システムを開発しました。


韓国生命工学研究院の研究チームが様々なヒト細胞から作製した3次元の肝細胞類似体の分化程度を定量的に評価することが可能なシステムを開発しました。

肝類似体の研究は肝疾患の研究や新薬開発のために活発に進められています。

肝臓は、人体内物質の解毒を担当する臓器であり、この器官を模倣する技術の開発が活発に進められています。

体内に吸収された薬物の大部分は、肝臓で分解され、または薬物による毒性によって肝臓が損傷することもあります。したがって、新薬の効能及び毒性試験を行う際に肝臓は最も重要な臓器であり、これを模倣した肝類似体を製作するために、ヒト多能性幹細胞(Human Pluripotent Stem Cell; hPSC)と、様々なヒト細胞を用いた肝細胞の分化技術の開発が重要なテーマとして浮上しており、人間の肝細胞の3次元培養を用いた肝類似体とヒト多能性幹細胞ベースの肝類似体の開発は、さまざまな新薬開発や薬理学的/毒性学的産業で、病気のモデリングと薬物スクリーニングのために必要とされています。

今までの肝類似体検証方法は、肝臓に特異なタンパク質の発現、あるいは酵素の活性を試験して、肝類似体の分化と機能を定性的に評価していました。

しかし、各研究室で製作された肝類似体の定性的評価は、基準がそれぞれ異なっているため、品質の定量評価が難しいという問題がありました。

そこで、生命研の研究者は、次世代塩基分析法(NGS)ベースの人の20臓器組織の分析を通して「肝類似体評価パネルとアルゴリズム」を構築しました。これにより、肝類似体の分化を測定・定量的評価が可能になる事が期待されています。
(出所:韓国・ソウル経済、2017年11月8日付け内容)
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