<韓国:先端素材>グラフェンボールを使った高速充電技術の開発
韓国の研究チームがグラフェンボールを使った高速充電技術を開発しました。
サムスン総合技術院(SAIT)がリチウムイオン電池の新材料として用いる事が可能な物質「Graphene Ball」を開発した事を明らかにしました。
既存のリチウムイオン電池は高速充電技術を用いてもフル充電に1時間近くが必要ですが、グラフェンボール素材を使用した電池は12分でフル充電が可能な事が確認されています。
研究チームは、グラフェンをバッテリーに適用する方法として、安価なシリカ(SiO2)を用いてグラフェンを3次元の立体形状に大量合成するためのプロセスを開発しました。このグラフェンボールをリチウムイオン電池の正極保護膜と陰極素材として使用した結果、充電容量が増え、充電時間は短縮されました。
(出所:韓国・アジア経済、2017年11月29日付け内容)
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