プロフィール

水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:生命科学>韓国研究チーム、後頭頂葉と複数視覚情報の処理過程を解明

韓国脳研究院の研究チームが、後頭頂葉が複数の物体の視覚情報を処理し、必要な部分に意識を集中する過程を明らかにしました。


人間の脳が視覚情報を処理する経路は2通りあることが知られています。一つは、目から入ってきた視覚情報が、後頭葉に伝えられた後、側頭葉へ向かう腹側経路。他の一つは、後頭葉から頭頂葉へ向かう背側経路です。 

色・形などの情報を処理する腹側経路に比べ、物体の位置情報を処理する背側経路は、正確な機能と動作がまだ明らかにできいない状態です。

研究チームは、背側経路の機能・動作を明らかにするため、機能的磁気共鳴画像(functional MRI)を使って後頭頂葉・頭頂間溝領域を調査した結果、複数の物体を見るときに現れる神経反応パターンが、それぞれの物体を見たときに出てくる神経反応パターンの平均値と似ている事を発見しました。

これは腹側経路と同様の反応で、背側経路も視覚情報の処理の過程で重要な役割を果たしていることを示唆すると研究チームは説明しています。

また、頭頂間溝が複数の物体を見るとき、どの物体に注意しているかなどの状態情報も保存している事も明らかにしました。
(出所:韓国・聯合ニュース、2017年7月12日付け内容)
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