プロフィール

水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:医療>生体観察用3次元顕微鏡の開発

韓国の研究チームが、生体観察用3次元顕微鏡を開発しました。


光州科学技術院(GIST)融合技術院医命工学科のクォン・ヒョクサン教授の研究チームが生体を迅速に撮影し3次元映像に復元して観察することが可能な新たな顕微鏡技術を開発しました。

細胞や微細な生体組織を観察するときはレーザー走査顕微鏡を主に使います。レーザー走査顕微鏡は対象物に焦点を当てた後、レーザーを照射し、そのエネルギーで物体の原子エネルギーを高めます。そして、エネルギーが高まった点だけが測定され、それらを座標としてとらえ表現すると物体の表面を3次元映像として再現することができます。

しかし、レーザー走査顕微鏡には観測速度が遅いという欠点があるため、エネルギーを高める部位を面とした「光シート顕微鏡」が登場しました。そこで、今度は速度が速い代わりに、試料の周りに対物レンズを複数設置しなければならず観察可能な試料の形状や大きさに制約を受けることになりました。

この問題を解決するために研究チームは、光シート顕微鏡とレーザー走査顕微鏡の利点を組み合わせたハイブリッド顕微鏡を開発しました。

研究チームは独自に開発したスキャナのように光を試料に照射する技術を改善し、光を斜めに試料に照射した後、映像に置き換え迅速に3次元映像を再現することに成功しました。

クォン教授は、「生命現象の研究に広く使われる光シート顕微鏡をより多様な生体組織に応用できるようにした」と述べています。

今回の研究成果は「Journal of biophotonics」2017年12月28日号に掲載されました。
(出所:韓国・東亜サイエンス、2018年1月15日付け内容)
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