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水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:先端素材>水中プラズマ技術を用いた有機太陽電池の高効率化

韓国の研究チームが、水中プラズマ技術を用いて有機太陽電池の高効率化を実現しました。


国家核融合研究所(核融合研)プラズマ技術研究センターのホン・ヨンチョル責任研究員と慶煕(キョンヒ)大学応用化学科との共同研究チームが、水中プラズマ技術を利用した電子輸送用ナノ粒子の合成技術を開発した事を明らかにしました。

研究チームは、同技術を用い、有機太陽電池の光エネルギー変換効率を高めることに成功しています。

共同研究チームは、水中プラズマを利用して合成した水素酸化チタンのナノ粒子を有機太陽電池の電子輸送層に適用する事によって、既存の酸化チタンを用いた有機太陽電池に比べ、エネルギー転換効率を約50%以上向上させました。

核融合研究所のユ・ソクジェ所長は「工程が簡単で、2次環境汚染がなく、コスト削減効果と(電力の)高効率生産をすることができる」とし、「これまで全量を輸入に依存していたナノ粒子の産業トレンドに変化をもたらすきっかけになる」と述べています。

今回の研究成果は「Advanced Energy Materials, year impact factor: 16.721」2018年1月30日号に掲載されました。
(出所:韓国・聯合ニュース、2018年2月22日付け内容)
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