プロフィール

水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:先端素材>3Dプリンティングで1200℃にも耐える合金製造技術の開発

韓国の研究チームが、3Dプリンティングで1200℃にも耐える合金製造技術を開発しました。


韓国原子力研究院(以下原子力研)は、航空機のエンジンやガスタービン部品のような高温の耐熱性が要求される核心部品素材を3Dレーザー印刷技術を用いて製造可能な技術を開発した事を明らかにしました。

今回開発した技術は、高温に耐える「酸化物分散強化」合金を3Dレーザープリンティング技術で、従来比で20倍高速に製造できる技術です。原子力研は韓国を含め、日本、米国、欧州(フランス)に同技術の特許登録を完了しています。

「酸化物分散強化(ODS、Oxide Dispersion Strengthened)」素材は耐熱が必要なすべての金属材料と高温に強い酸化物を混合して作った合金です。飛行機エンジン、原子炉部品、ガスタービン、ミサイルノズルなどの高温での強度、耐熱性が必要不可欠な国防・エネルギー・航空宇宙産業などの核心部品で広く使用されています。

既存の「酸化物分散強化」技術は、金属と酸化物を粉末形態にして混合した後、追加の複雑な工程を経て製造されるため、多くの時間と費用が掛かっていました。また、ユーザーが希望する形の製品を作るためにも、初期材料の段階で材料強化工程を実施する必要があるため、困難が伴いました。

原子力研が開発した技術は、最終製品を作った後、金属の表面に酸化物粒子を塗布し、3Dプリンタをレーザー熱源として金属を溶かしながら同時に酸化物粒子を混合し、冷却して金属の内部に耐熱層を作り出す方式です。

酸化物粒子を金属内部に均等に分布させながら加工時間とコストを従来の技術に比べ20分の1に短縮し、ユーザーが希望する特定の部分だけを強化することができる技術となっています。
(出所:韓国・ChosunBiz、2018年3月5日付け内容)
(参考:wikipedia、welbo辞書)
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