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水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:エネルギー>走行する自動車の圧力を利用した発電システムの開発

韓国の研究チームが、走行する自動車の圧力を利用した発電システムを開発しました。


韓国科学技術研究院(KIST)電子材料研究団のガン・ジョンユン団長の研究チームが柔軟な高分子「ポリフッ化ビニリデン(Poly Vinyldienfluoride・PVDF)」を利用して、道路に設置する圧電発電装置を開発しました。

新たに開発された圧電発電装置は、従来のセラミックベースの圧電発電装置に比べると、横30cm、縦30cmの面積基準で、生産する電力が最大約620mWとなっており、約5倍の発電出力を実現しています。

研究チームのキム・サンテ博士は「捨てられるエネルギーを電気エネルギーとして回収する『エネルギーハーベスティング(energy harvesting)』技術の商用化を早めることができるという点で、研究の意味は大きい」と述べています。

今回の研究成果は「Applied Energy」2018年2月28日号に掲載されました。
(出所:韓国・聯合ニュース、2018年3月9日付け内容)
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