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水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:医療>認知行動障害遺伝子が明らかに

韓国の研究チームが、認知症・ALSの原因となる認知行動障害遺伝子を明らかにしました。


延世(ヨンセ)大学のキム・オス教授の研究チームと、英国ケンブリッジ大学とキングス・カレッジ・ロンドンの共同研究チームが、「TDP-43」遺伝子の突然変異が、前頭側頭型認知症やルー・ゲーリック病と関連する脳の行動機能異常をもたらす事を確認しました。

延世大研究チームは、遺伝子編集技術である遺伝子ハサミを用いて、前頭側頭型認知症およびALSの患者のTDP-43遺伝子の突然変異したものをマウスの脳に移植した後、変化を観察しました。

その結果、TDP-43遺伝子のDNA塩基配列の変化が、遺伝子の自己調節機能を壊し、前頭側頭型認知症に関連する他の遺伝子の過剰発現などの異常をきたすことが分かりました。

また、突然変異したTDP-43遺伝子を移植されたマウスの認知行動を分析した結果、実際の前頭側頭型認知症患者の注意集中力障害や記憶力障害と同じ症状を示す事が確認されました。また、前頭葉で脳の活性を調整して老人認知機能の低下と関連するパルブアルブミン(Parvalbumin)神経細胞の数が大幅に減少している事も確認されました。

キム教授は「今回の研究を通じて、退行性脳疾患の治療候補物質の効能と効果を正確に予測し、さらに新薬開発に至ると期待している」と述べています。

今回の研究成果は「Nature Neuroscience」2018年3月19日オンライン版に掲載されました。
(出所:韓国・聯合ニュース、2018年3月27日付け内容)
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