<韓国:エネルギー>電磁場ノイズを電気エネルギーに変換する技術
嶺南(ヨンナム)大学のリュウ・ジョンホ教授と、ハイブリッドインターフェース基盤未来素材研究団のキム・クァンホ団長の共同研究チームが、電力線や電子機器などから発生する不要な電磁場ノイズを電気エネルギーに変換する技術を開発した事を明らかにしました。
研究チームはまた、この電気エネルギーをIoT無線センサーネットワークの「独立電源」として商用化可能な水準であると判断しています。独立電源は、独立して電気エネルギーを発生させ、電池交換などの必要がない半永久的な電源を指します。
研究チームは、微細な磁場の変化に応じて伸び縮みする「磁歪金属素材」と、形状の変化によって電気エネルギーを生み出す「圧電材料」を共に利用する事で今回の新技術を実現しています。
キム団長らは「バッテリーを使用して動作させていた無線センサーネットワークが、バッテリーなしで半永久的に駆動させることができる水準に達した」とし、「関連技術について、国内、アメリカ、ヨーロッパ、日本、中国の特許権を確保した」と述べています。
今回の研究成果は「Energy&Environmental Science」2018年4月号に掲載されました。
(出所:韓国・電子新聞、2018年4月5日付け内容)
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