<韓国:IoT事情>世界最小「量子乱数生成チップ」の開発
SKテレコムが、世界最小の量子乱数生成チップの試作品開発に成功しました。
今回SKテレコムが開発した量子乱数発生器(Quantum Random Number Generator)のサイズは、チップの状態で5x5ミリです。
このチップの開発により、自律走行車・スマートフォン・ドローンなど、さまざまなIoT製品に、量子乱数発生器を搭載できる道が開かれたことになります。SKテレコムは、量子乱数発生器を、さまざまなIoT製品に搭載できるよう、価格も数ドル程度に低く設定する方針です。
また、SKテレコムは、USBタイプの量子乱数発生器の開発にも着手しており、これが製品化されると、既存の機器に後付して、量子乱数を生成することができるようになります。
量子乱数発生器は、量子の特性を利用して予測が不可能で、パターンのない「純粋乱数(True Random Number)」を継続的に生成する装置です。
(出所:韓国・ニューシス、2017年7月23日付け内容)
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