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水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:IoT事情>目を見張るIoT・ウェアラブル市場の成長

科学技術情報通信部の統計を基にした直近3年間の「モノのインターネット(IoT)」成長の推移が明らかになりました。


2日、韓国・ソウル経済新聞が、科学技術情報通信部の統計を基に、14年から17年6月までの「モノのインターネット(IoT)」加入者の推移を分析した結果、ウェアラブル市場が2024%成長し、loT市場の成長を主導したことが分かりました。

また、車両管制分野89%成長、遠隔管制49%成長、無線決済21%成長、タブレットPC10%成長となりました。これら以外のカテゴリーに含まれるIoTも52%成長でした。

最大の成長を記録したウェアラブル機器分野は、14年の5万237人から、17年6月には106万7082人と大幅に増加。15年一年だけ623.75%増加しましたが、16年は140.64%、今年の上半期は21.96%と成長率が鈍化傾向にあります。

ウェアラブルIoT加入者が爆発的に増えたのは、通信機能(3G・LTE)が搭載された製品が多くリリースされた影響が大きいと分析されています。

14年にサムスン電子が、スマートフォンがなくても3G通信が可能な「Gear S」を初リリースしたのに続き、「Gear S2」やLG電子の「LG Watch Urbane」などLTE通信が可能な機器が登場、成長を主導しました。

電子業界の関係者は「ウェアラブル市場がある程度安定した状態に入り、成長が鈍っている状況」とし、「通信機能に続き、モバイル決済機能までウェアラブル機器に搭載されているが、まだ市場の期待を超える勢いは現れていない」と分析しています。

また、車両管制分野も3年間で89%成長しましたが、今年上半期の成長率は7.4%とやや緩やかな成長を見せています。

車管制分野には、韓国の大手通信会社3社(KT、SKテレコム、LGU+)も積極的に参入しており、この分野で、最も多くの加入者を確保したKTは、すでに仁川(インチョン)、大邱(テグ)のタクシー会社と協力して、タクシーに「コネクテッドADAS(車両周辺検出技術)」を搭載して試験サービスに出ており、今後は、バスや大型物流車両に拡大する計画です。

SKテレコムも、カメラによって検知できない死角の状況をリアルタイムでモニターする「TリモートアイV2X(Vehicle to Everything)」をリリースしました。

LGU+は、ソウル市と法人タクシー会社の車52台にADASソリューションを搭載するなどしています。

タブレットPCは、大画面スマートフォンに押され、15年はマイナス3.19%成長、16年はマイナス1.79%成長でしたが、今年上半期は、15.97%のプラス成長率を遂げています。

(出所:韓国・ソウル経済、2017年8月2日付け内容)
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