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水田尊久

Author:水田尊久
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2000年渡韓、2012年末までサムスンに勤務、約四半世紀のエンジニア生活の後、2013年に韓国で法人を設立し独立。技術コンサルティングを中心に、韓国進出支援、市場調査など、韓国を中心に活動しています。

<韓国:エネルギー>核融合研究「大容量高速データ転送ネットワーク」の構築

韓国と米国の核融合研究機関が、ネットワークを介して実験結果を共有し、スーパーコンピュータを用いて分析することが可能となる研究環境を構築しました。


韓国の国家核融合研究所(核融合研)は、米国オークリッジ国立研究所、フェルミ国立加速器研究所、プリンストンプラズマ物理研究所など核融合関連の研究機関と、核融合の共同実験と研究のための「大容量高速データ伝送ネットワーク」の構築を終え、デモに成功した事を明らかにしました。

これによって、韓国内の超伝導核融合研究装置(KSTAR)の実験に、米国の研究者らが、リモートで参加し、実験結果をスーパーコンピュータを用いて分析することが可能になりました。

核融合実験では、超高温のプラズマの動きと状態を観察し、診断結果となる大容量の実験データが発生します。

KSTARの場合、1日の実験だけで、1TB(テラバイト)以上のデータが生成され、日本・欧州連合・ロシア・米国・韓国・中国・インドの7カ国により進められている国際熱核融合実験炉(ITER)だと、一日で90TB以上の実験データが生成されることが予想されており、ビッグデータのリアルタイム分析と、人工知能を活用したリアルタイム制御技術などが今後の核融合技術の開発に必要な核心技術として挙げられています。

核融合研は、米国の核融合研究機関との共同研究に活用できる100Gbps級の高速データネットワーク環境を構築し、ビッグデータに適した最新のソフトウェア技術を適用。高速データ網は、韓国科学技術情報研究院(KISTI)が提供する国家科学技術研究網「クレオネット(KREONET)」を利用しました。

核融合研は7月27日、高速データ網を利用して、ビッグデータの高速転送をデモンストレーションした結果、米国プリンストンプラズマ物理研究所(PPPL)まで、7Gbpsの速度でデータを転送することに成功しています。

今後、米国側のネットワークが整備されると、今より10倍高速に大容量のデータを転送することが可能になるものと期待されています。

(出所:韓国・デジタルタイムス、2017年8月2日付け内容)
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