<韓国:医療>韓国製「内視鏡手術ロボット」が販売認可に
韓国企業が開発した内視鏡手術ロボットが販売認可を受けました。
食品医薬品安全処は、韓国企業「未来カンパニー」が開発した内視鏡手術ロボット「レボ・アイ(Revo‐i)」の販売を許可した事を明らかにしました。内視鏡手術ロボットが販売許可を受けたのは、米国インテュイティヴ・サージカル社が開発した「ダヴィンチ(da Vinci)」に次いで世界で2番目になります。
レボ・アイは、患者の体に4本のロボットアームを挿入した後、医療スタッフが3次元映像を見ながら、コントローラを調整して、手術部位を切開・切断・縫合することができる手術ロボットです。
開腹手術よりも合併症の発症リスクが小さく、回復期間が短い利点があります。会社側は、臨床試験で、レボ・アイがダ・ヴィンチに劣らない手術結果を見せたと説明しています。
業界は、レボ・アイがダ・ヴィンチよりも安価で供給されると、現在1000万ウォン(約98万円)に達するロボット手術費用が下がる可能性があるため、国内はもちろん、世界の手術ロボット市場に少なからぬ影響を与えるものと期待しています。
(出所:韓国経済新聞、2017年8月3日付け内容)
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