<韓国:ロボット>バッテリー無しで駆動できる「折り紙」ロボット
韓国の研究チームが、バッテリーなしで駆動できる「折り紙」ロボットを開発しました。
亜洲(アジュ)大学機械工学科のコ・ジェソン教授と、米国ハーバード大学のロバートウッド教授の研究チームは、三角形の紙のような形の単純な構造で、ワイヤレスで電力を供給し、自ら折れ曲がり四面体に形を変えるロボットを開発しました。
研究チームは、曲がりやすい薄いプラスチック基板にガラス繊維強化プラスチックを重ね、ロボットの素材として使用しました。
折れ曲がる部位には形状記憶素材を用い、形状記憶素材が折れ曲がりを記憶して元の状態に戻る性質を利用して、ロボットが変形するようにしました。
また、ロボットを実際の折り紙のように軽くするために、バッテリーを取り省き、外部から送信される電波により、コイルに発生する誘導電力を駆動電源として用いる方法が採用されています。
今回の研究成果は「Science Robotics」2017年7月19日号に掲載されました。
(出所:韓国・聯合ニュース、2017年7月20日付け内容)
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